2016年12月31日01:45

先日、楽しみにしていたスターウォーズのスピンオフ作品、ローグワンを観てきました。
今年頭に観たエピソード7に引き続き、劇場鑑賞でした。
まず、前提として僕はエピソード4と6を小学生から何度もテレビを録画したやつで観ており、2つとも繰り返し観ており、帝国の逆襲は暗いので5回くらい。なので、ルークの声は当時の吹き替え水島裕さんで再生されます
エピソード1はお祭り騒ぎだった当時先先行オールナイトで観て退屈なあまり寝てしまい、2と3は1回ずつ。クローンウォーズとイウォークアドベンチャーは未見。
というスターウォーズ弱者です。
今回の映画は、スターウォーズ版「ブラックホークダウン」、「プライベートライアン」のようになるという情報もキャッチしており、上記2つとも大好きな自分としてはかなり楽しみにしておりました。
ということで12月26日月曜日にいってまいりました。
1番古いスターウォーズエピソード4では帝国軍から逃げているレイア姫が、ダースベイダーに捕まる直前に、持っていたデススターの設計図をドロイドたちに託し、とある惑星にいる人物に渡すところからはじまります。
この映画は、その設計図を反乱軍がどうやって盗み出したかというお話。
めっちゃ面白かったです。
色々と言われている、「序盤が退屈」っていうのは確かにその通り。話のテンポもギクシャクして、人物の掘り下げも中途半端というかあまりなく感情移入もしづらかったのですが、後半に行くにしたがってドンドンと話が熱さを増し、ラストの美しく悲しい場面からのあのシーンへの繋がりがもうたまらんかったです。
スターウォーズらしい壮大なスケールの宇宙戦、そして綺麗なビーチでの激しい地上戦と見応え抜群の映像はスクリーンで観られる幸せを感じましたよ。
また、渋い感じの物語のトーンもかっこよかったです。
もう一回観たいなと思わせてくれました。
そんでもって詳しい感想です。話の結末に触れているので、観る予定の方は読まない方が楽しいはず。
スターウォーズ ローグワンは、ライトセーバーを持つ、強いジェダイも登場せず、フォースを扱うものもない。名も無き反乱軍のひとたちのお話でした。
エピソード3でジェダイは死に絶え、「フォース」という力は夢物語のように語られている時代。帝国軍の勢力は頂点にありました。
圧政で人々を支配し、秘密裏に開発した惑星サイズの要塞「デススター」も完成しました。
「スターキラー」と呼ばれるように、惑星を破壊するほどの力を持つ要塞です。
そのデススターの開発者の1人が密かに作り出した唯一の弱点。その小さいほころびをつくために必要な設計図を、たった6人のはぐれものたちが盗み出す。
なんとも燃えるお話です。
弱点を作り出した開発者の娘。
分別もつかない幼い頃から反乱軍の戦いに身を投じ、裏仕事を引き受け手を汚し続けた情報将校。
帝国軍を裏切った凄腕パイロット。
帝国軍のドロイドで、反乱軍に再起動された影響で思ったことを何でも口に出してしまうドロイド。
失われたフォースを信じ続ける盲目の僧侶で武術の達人。
その僧侶と硬い絆で結ばれた射撃の達人。
いやー、みんなかっこいい。
物語の終盤。
デススターを破壊するためには、設計図が必要。そしてそのためには帝国軍の支配下にある厳重な監視下にある惑星に向かい、膨大なデータを保管している施設に潜入しデータを盗み出さなければならない。
危険すぎる。降伏した方がいい。そんな意見が多く、あまりにも無謀な作戦のため、反乱軍は設計図を盗み出すミッションを決める会議のなか、多数決で行わないことを選択します。
「反乱軍は希望のために戦う」
そう会議の席で口にした主人公の言葉に、これまで反乱軍のために汚れ仕事に従事してきたものたちが作戦に同行することを決めます。
そして、激しい戦いがはじまり、仲間たちは次々と命を落としていきます。
それぞれが必要な場面で命をかけ、本当に小さなことを成し遂げて死んでいく。でもその小さな流れはきっといつか誰かに届くはずという希望をつないでいく。
しかし、最初は反対していた反乱軍の兵士たちが戦いに加わり始め、小さなゲリラ的な作戦が大きくなってすごいことになっていきます。
このへんの男の子の血がたぎる感はものすごいものがありました。
ラスト近く、ついにデススターの設計図を宇宙で戦いを繰り広げている旗艦に送信することができた主人公2人は誰もいない砂浜まで逃げて生きます。
しかし、デススターからのレーザーは惑星ごと主人公たちを破壊します。
このときの
「届いたかな?」
「きっと誰かに届いたさ」
って会話の時の、やり遂げた爽快感と、でっかいキノコ雲とこちらに向かってくる巨大な爆風を眺めながら、満足そうに微笑み抱き合う2人がもう、美しくて美しくて。
そして最後の、送信されたデータを文字通り手渡しで繋いでいくバトンリレーがまた熱い。
自分の命はもう助からないなら、せめてこの希望だけでもと手から手へ渡されたデータは、レイア姫のもとへ届き、レイア姫を乗せた一行は救命艇で脱出。
そして、エピソード4 「新たなる希望」へと物語は続いていくのです。
なんたる!!ってこの完璧なラストに僕は鼻血が吹き出ました。
主人公2人の最後とこのラストシーンの出来が良すぎて2日くらいそればっかり思い出してフワフワとしておりました。
久しぶりにこんな風になりました。
書いてることがとっちらかっていますが、とっても良かったのが少しでも伝わればそれでいいです。
いやー、来年からは餃子にフォースをこめて焼きます。
スターウォーズ ローグワン観てきました
カテゴリー │映画、DVD

先日、楽しみにしていたスターウォーズのスピンオフ作品、ローグワンを観てきました。
今年頭に観たエピソード7に引き続き、劇場鑑賞でした。
まず、前提として僕はエピソード4と6を小学生から何度もテレビを録画したやつで観ており、2つとも繰り返し観ており、帝国の逆襲は暗いので5回くらい。なので、ルークの声は当時の吹き替え水島裕さんで再生されます
エピソード1はお祭り騒ぎだった当時先先行オールナイトで観て退屈なあまり寝てしまい、2と3は1回ずつ。クローンウォーズとイウォークアドベンチャーは未見。
というスターウォーズ弱者です。
今回の映画は、スターウォーズ版「ブラックホークダウン」、「プライベートライアン」のようになるという情報もキャッチしており、上記2つとも大好きな自分としてはかなり楽しみにしておりました。
ということで12月26日月曜日にいってまいりました。
1番古いスターウォーズエピソード4では帝国軍から逃げているレイア姫が、ダースベイダーに捕まる直前に、持っていたデススターの設計図をドロイドたちに託し、とある惑星にいる人物に渡すところからはじまります。
この映画は、その設計図を反乱軍がどうやって盗み出したかというお話。
めっちゃ面白かったです。
色々と言われている、「序盤が退屈」っていうのは確かにその通り。話のテンポもギクシャクして、人物の掘り下げも中途半端というかあまりなく感情移入もしづらかったのですが、後半に行くにしたがってドンドンと話が熱さを増し、ラストの美しく悲しい場面からのあのシーンへの繋がりがもうたまらんかったです。
スターウォーズらしい壮大なスケールの宇宙戦、そして綺麗なビーチでの激しい地上戦と見応え抜群の映像はスクリーンで観られる幸せを感じましたよ。
また、渋い感じの物語のトーンもかっこよかったです。
もう一回観たいなと思わせてくれました。
そんでもって詳しい感想です。話の結末に触れているので、観る予定の方は読まない方が楽しいはず。
スターウォーズ ローグワンは、ライトセーバーを持つ、強いジェダイも登場せず、フォースを扱うものもない。名も無き反乱軍のひとたちのお話でした。
エピソード3でジェダイは死に絶え、「フォース」という力は夢物語のように語られている時代。帝国軍の勢力は頂点にありました。
圧政で人々を支配し、秘密裏に開発した惑星サイズの要塞「デススター」も完成しました。
「スターキラー」と呼ばれるように、惑星を破壊するほどの力を持つ要塞です。
そのデススターの開発者の1人が密かに作り出した唯一の弱点。その小さいほころびをつくために必要な設計図を、たった6人のはぐれものたちが盗み出す。
なんとも燃えるお話です。
弱点を作り出した開発者の娘。
分別もつかない幼い頃から反乱軍の戦いに身を投じ、裏仕事を引き受け手を汚し続けた情報将校。
帝国軍を裏切った凄腕パイロット。
帝国軍のドロイドで、反乱軍に再起動された影響で思ったことを何でも口に出してしまうドロイド。
失われたフォースを信じ続ける盲目の僧侶で武術の達人。
その僧侶と硬い絆で結ばれた射撃の達人。
いやー、みんなかっこいい。
物語の終盤。
デススターを破壊するためには、設計図が必要。そしてそのためには帝国軍の支配下にある厳重な監視下にある惑星に向かい、膨大なデータを保管している施設に潜入しデータを盗み出さなければならない。
危険すぎる。降伏した方がいい。そんな意見が多く、あまりにも無謀な作戦のため、反乱軍は設計図を盗み出すミッションを決める会議のなか、多数決で行わないことを選択します。
「反乱軍は希望のために戦う」
そう会議の席で口にした主人公の言葉に、これまで反乱軍のために汚れ仕事に従事してきたものたちが作戦に同行することを決めます。
そして、激しい戦いがはじまり、仲間たちは次々と命を落としていきます。
それぞれが必要な場面で命をかけ、本当に小さなことを成し遂げて死んでいく。でもその小さな流れはきっといつか誰かに届くはずという希望をつないでいく。
しかし、最初は反対していた反乱軍の兵士たちが戦いに加わり始め、小さなゲリラ的な作戦が大きくなってすごいことになっていきます。
このへんの男の子の血がたぎる感はものすごいものがありました。
ラスト近く、ついにデススターの設計図を宇宙で戦いを繰り広げている旗艦に送信することができた主人公2人は誰もいない砂浜まで逃げて生きます。
しかし、デススターからのレーザーは惑星ごと主人公たちを破壊します。
このときの
「届いたかな?」
「きっと誰かに届いたさ」
って会話の時の、やり遂げた爽快感と、でっかいキノコ雲とこちらに向かってくる巨大な爆風を眺めながら、満足そうに微笑み抱き合う2人がもう、美しくて美しくて。
そして最後の、送信されたデータを文字通り手渡しで繋いでいくバトンリレーがまた熱い。
自分の命はもう助からないなら、せめてこの希望だけでもと手から手へ渡されたデータは、レイア姫のもとへ届き、レイア姫を乗せた一行は救命艇で脱出。
そして、エピソード4 「新たなる希望」へと物語は続いていくのです。
なんたる!!ってこの完璧なラストに僕は鼻血が吹き出ました。
主人公2人の最後とこのラストシーンの出来が良すぎて2日くらいそればっかり思い出してフワフワとしておりました。
久しぶりにこんな風になりました。
書いてることがとっちらかっていますが、とっても良かったのが少しでも伝わればそれでいいです。
いやー、来年からは餃子にフォースをこめて焼きます。